★ 不定愁訴? (続き)

体調が悪いので病院へ行っていろいろ検査を受けたけれど、「特に異常は見当たりませんでした。これ以上こちらでは特にやることがありません。」といったようなことを言われたことのある方がいらっしゃるかもしれません。

 

(以下、続き)

 

「でも、誓って言うが、自分の体調の悪さは決してウソをついているわけではなく、本当に体がキツイんだよ!気分も時々悪くなるし、睡眠時間はそれなりにちゃんと取れているのにずーっとこの状態が何か月も続いているんだよ!」と誰にこの怒りや、やるせなさを伝えたらいいのだろう?といった体験をお持ちの方も以外と多いと思います。

 

こういった、本人はその体調の悪さを確実に体感、実感しているのにもかかわらず、その原因に本人も心当たりがなく、あるいは、これが原因と自分では考えていたものが病院での検査でも引っかからず、訳が分からなくなり、医学的にも原因を特定できない状態を不定愁訴(ふていしゅうそ)と言うそうです。

 

同僚やバイト仲間からは、「あいつの怠け癖は何とかならないものか?」とか、「いつも体調が悪そうにしているけれど、見た目は全然、普通に健康そうに見えるのは私だけかしら?」などと陰口を言われ、挙句の果てに、家族にまでため息をつかれて、にっちもさっちもいかず、本当に精神的に参ってしまうというケースもままあるようです。

 

エラそうな言い方になるかもしれませんが、こういったことが実際にはあるのだ!>ということを素直に認めることができる人ならば、おのずと、謙虚な態度や姿勢が出てくるのではないでしょうか?

 

過信ではない自信と常に謙虚でどんなものからも学びや気づきを得ることができるような<しなやかさ>を保ち続けていきたいと思っています。